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保守メンテ戦略
保守適正化戦略
- CTやMRIなどの大型医療機器の保守契約金額は非常に高額でしかも長年高値安定が続いており、病院の経営に対して大きなコスト負担となっています。
- その理由は、その機種の保守サービスはそのメーカーにしかできない独占事業になるからです。競争がないので価格を下げる必要がないのです。そして、一度その機種を設置してしまった病院には高額な保守契約に対し抵抗手段がなく、メーカーの見積りに従わざるを得ないのです。
- もう一つの理由は、大型医療機器は日進月歩であり設計と品質に充分な時間を掛けないため壊れ過ぎということです。つまり、保守メンテに大きなコストがかかるためです。
大型医療機器の保守契約を適正化しあるべき姿にするために、保守契約共同購入組織を介して病院が結束し、情報を共有して保守契約金額を下げ、また機器の故障を減らすようメーカーに圧力を掛ける必要があります。

